おもちゃ館

おもちゃの歴史(れきし)と進化(しんか)

やぁ！まなぶくん、普段(ふだん)はどんなことをして遊(あそ)んでいるのかな？

最近(さいきん)ハマっているおもちゃがあるんだ！
「Tamagotchi Uni(たまごっちユニ)」って言(い)うんだけど知(し)ってる？
世界(せかい)中(じゅう)の人(ひと)と遊(あそ)べるんだ！

もちろんじゃとも！たまごっちもしかり、今(いま)のおもちゃは世界(せかい)中(じゅう)の人(ひと)と繋(つな)がれることも当(あ)たり前(まえ)になってきておるな。
実(じつ)はたまごっちは昔(むかし)からあったことは知(し)っておったか？

え～そうだったんだ！お父(とう)さん、お母(かあ)さんも子(こ)どものころに遊(あそ)んでいたのかな！？

かもしれんの～昔(むかし)のおもちゃも今(いま)になってどんどん進化(しんか)しておる！
“おもちゃ”はいつの時代(じだい)も子(こ)どもたちに寄(よ)り添(そ)い、発展(はってん)を遂(と)げてきたんじゃ。
おもちゃの歴史(れきし)を振(ふ)り返(かえ)っても技術(ぎじゅつ)の進化(しんか)がみえてくるぞ！

おもちゃの歴史(れきし)か～楽(たの)しそう！
ねぇ博士(はかせ)！昔(むかし)はどんなおもちゃがあったの？教(おし)えて！

よし、今回(こんかい)はおもちゃの歴史(れきし)と進化(しんか)をまなんでいくぞ！

江戸時代(えどじだい)

おもちゃは古(ふる)くは“けん玉(だま)”や“竹(たけ)とんぼ”など自然(しぜん)の素材(そざい)で作(つく)られたものが多(おお)く、お手玉(てだま)などおうちで作(つく)るおもちゃもたくさんあったよ。

明治時代(めいじじだい)

おもちゃは木(き)や竹(たけ)など自然(しぜん)の素材(そざい)から、ブリキやプラスチックへ。そして電子(でんし)部品(ぶひん)を使(つか)う商品(しょうひん)など、時代(じだい)ごとの技術(ぎじゅつ)に合(あ)わせて進化(しんか)していったぞ！
ここからは１９５０年(ねん)創業(そうぎょう)のおもちゃメーカーバンダイと一緒(いっしょ)に、バンダイの歴史(れきし)と今(いま)を振(ふ)り返(かえ)ってみよう！

ってどんな会社(かいしゃ)？

株式(かぶしき)会社(がいしゃ)バンダイは、「夢(ゆめ)・クリエイション～楽(たの)しいときを創(つく)る企業(きぎょう)～」を企業(きぎょう)スローガンに、子(こ)どもから大人(おとな)までが楽(たの)しめるような、おもちゃやカプセルトイ、カード、菓子(かし)・食品(しょくひん)、アパレル・日用(にちよう)雑貨(ざっか)などの幅広(はばひろ)い商品(しょうひん)を企画(きかく)・開発(かいはつ)・製造(せいぞう)・販売(はんばい)している会社(かいしゃ)です。

さらに詳(くわ)しく

多彩(たさい)な商品(しょうひん)・サービスで幅広(はばひろ)い世代(せだい)の
「楽(たの)しいとき」を作(つく)りたい！

1970～80年代(ねんだい)

バンダイでは、時代(じだい)の流(なが)れに合(あ)わせてさまざまな事業(じぎょう)を展開(てんかい)してきたんだって。

1977年(ねん)

カプセルトイ事業(じぎょう)に進出(しんしゅつ)

1981年(ねん)

玩具(がんぐ)菓子(かし)市場(しじょう)に進出(しんしゅつ)

1983年(ねん)

アパレル市場(しじょう)に進出(しんしゅつ)

1987年(ねん)

生活(せいかつ)用品(ようひん)市場(しじょう)に進出(しんしゅつ)

1988年(ねん)

カードゲーム市場(しじょう)に進出(しんしゅつ)

近年(きんねん)、世界(せかい)中(じゅう)で大人気(だいにんき)となっているカードゲームは、累計(るいけい)131億(おく)枚(まい)も販売(はんばい)しているぞ！すべてをつなぎ合(あ)わせると地球(ちきゅう)を28周(しゅう)できるんじゃ。

1950年代(ねんだい)

保証(ほしょう)玩具(がんぐ)の広告(こうこく)看板(かんばん)

「保証(ほしょう)玩具(がんぐ)」第(だい)1号(ごう)
「1956年(ねん)型(がた)トヨペットクラウン」を発売(はつばい)

本物(ほんもの)の自動車(じどうしゃ)をモデルにして作(つく)られた金属(きんぞく)製(せい)のおもちゃだよ。
「子(こ)どもが遊(あそ)ぶ玩具(がんぐ)だからこそ、品質(ひんしつ)や安全性(あんぜんせい)が大切(たいせつ)」という思(おも)いから、おもちゃ業界初(ぎょうかいはつ)となる「品質(ひんしつ)保証(ほしょう)制度(せいど)」が導入(どうにゅう)された商品(しょうひん)なんだって！おもちゃが壊(こわ)れたら修理(しゅうり)して戻(もど)してくれるから、長(なが)く遊(あそ)ぶことができたんだね。

時代（じだい）と共（とも）に進化（しんか）し、世代（せだい）を超（こ）えて愛（あい）されるおもちゃ

1970年代(ねんだい)

1971年(ねん)発売(はつばい)*
「光(ひか)る！回(まわ)る！変身(へんしん)ベルト」

©石森プロ・東映
©2024石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

*当時は、キャラクター玩具を手掛けるグループ会社「ポピー」より発売

2020年代(ねんだい)

2024年(ねん)発売(はつばい)
「DX変身(へんしん)ベルトガヴ」

©石森プロ・東映
©2024石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

*当時は、キャラクター玩具を手掛けるグループ会社「ポピー」より発売

仮面(かめん)ライダー「変身(へんしん)ベルト」

1971年(ねん)に、仮面(かめん)ライダー初(はつ)の変身(へんしん)ベルト玩具(がんぐ)「光(ひか)る！回(まわ)る！変身(へんしん)ベルト」が登場(とうじょう)したよ。
そこから50年(ねん)、子(こ)どもたちの「仮面(かめん)ライダーになりきりたい」という願(ねが)いを叶(かな)えるため、さまざまな技術(ぎじゅつ)やギミックを搭載(とうさい)したまるでホンモノみたいな変身(へんしん)ベルト玩具(がんぐ)が数多(かずおお)く発売(はつばい)されてきたんだって。2024年(ねん)発売(はつばい)の最新(さいしん)の変身(へんしん)ベルト「DX変身(へんしん)ベルトガヴ」はお菓子(かし)のモンスター「ゴチゾウ」をベルトにセットして、ハンドルを回(まわ)してガヴガヴ食(た)べさせることで、仮面(かめん)ライダーガヴへの変身(へんしん)なりきり遊(あそ)びが音声(おんせい)と発光(はっこう)で楽(たの)しめるんだ！みんなも小(ちい)さいころ「変身(へんしん)！」と言(い)って遊(あそ)んだことはあるかな？

仮面(かめん)ライダー
変身(へんしん)ベルトヒストリー

1970～80年代(ねんだい)

2020年代(ねんだい)

オリジナルカプセルトイブランド
「ガシャポン®」誕生(たんじょう)

1977年(ねん)にバンダイはカプセルトイ事業(じぎょう)に参入(さんにゅう)して、オリジナルカプセルトイブランドの「ガシャポン®」が登場(とうじょう)したよ。ハンドルを「ガシャ」っと回(まわ)すと「ポン」とカプセルが出(で)てくることがブランド名(めい)の由来(ゆらい)なんだって。今(いま)では、毎月(まいつき)100アイテム以上(いじょう)の商品(しょうひん)を発売(はつばい)していて大人気(だいにんき)なんだよ。みんなも一度(いちど)は回(まわ)したことがあるかな？
※「ガシャポン®」はバンダイの登録商標(とうろくしょうひょう)です。

1990年代(ねんだい)

1998年(ねん)発売(はつばい)
ハイパーレイダー
　

2020年代(ねんだい)

2024年(ねん)発売(はつばい)
ハイパーヨーヨーアクセル
アクセルオリジン

©BANDAI

ハイパーヨーヨー

高(こう)性能(せいのう)ヨーヨーシリーズ「ハイパーヨーヨー」が1997年(ねん)に登場(とうじょう)し、小学生(しょうがくせい)を中心(ちゅうしん)に一大(いちだい)ブームを巻(ま)き起(お)こしたよ。ヨーヨーを投(な)げて繰(く)り出(だ)すワザ「トリック」をマスターするために、みんなが夢中(むちゅう)になって練習(れんしゅう)したんだ。中(なか)には、ヨーヨーがうまく投(な)げられずに楽(たの)しめなかった人(ひと)もいたみたい。
2024年(ねん)に発売(はつばい)した最新(さいしん)ハイパーヨーヨー「ハイパーヨーヨーアクセル」は、新(しん)機能(きのう)「アクセルシステム」によって、本体(ほんたい)を投(な)げずに手(て)に持(も)った状態(じょうたい)で高速(こうそく)回転(かいてん)させることができることができるようになったんだ！これで上手(うま)く投(な)げられない人(ひと)も、トリックに挑戦(ちょうせん)しやすくなったよ。

おもちゃも時代(じだい)と共(とも)に新(あら)たな技術(ぎじゅつ)を取(と)り入(い)れて進化(しんか)しているんじゃな。

デジタルやインターネットの普及（ふきゅう）でおもちゃの可能性（かのうせい）がさらに広（ひろ）がる！

1990年代(ねんだい)

日本(にほん)中(じゅう)で社会(しゃかい)現象(げんしょう)を起(お)こしたたまごっち

1996年(ねん)11月(がつ)に「デジタルペット」として登場(とうじょう)した「たまごっち」は世界(せかい)中(じゅう)で大(だい)ヒット！売(う)り切(き)れるお店(みせ)や、たまごっちを買(か)う為(ため)に長(なが)い行列(ぎょうれつ)ができたよ。
2年(ねん)間(かん)で、全(ぜん)世界(せかい)で4000万(まん)個(こ)も販売(はんばい)したんだって！

パパやママも小(ちい)さいころ遊(あそ)んでいたのかな？

その後(あと)も、赤外線(せきがいせん)通信(つうしん)や画面(がめん)のカラー化(か)など、時代(じだい)に合(あ)わせた技術(ぎじゅつ)を用(もち)いて進化(しんか)を繰(く)り返(かえ)してきたんだね。

2023年(ねん)

メタバースで世界(せかい)中(じゅう)のたまごっちと出会(であ)える「Tamagotchi Uni」

たまごっちは更(さら)に進化(しんか)を遂(と)げ、本体(ほんたい)に内蔵(ないぞう)しているWi-Fiを使(つか)ってたまごっちのメタバース空間(くうかん)「Tamaverse（たまバース）」におでかけできるようになったんだよ。
「たまバース」では、自分(じぶん)の育(そだ)てたたまごっちが、世界(せかい)中(じゅう)のお友(とも)だちが育(そだ)てたたまごっちと交流(こうりゅう)して、イベントやお買(か)い物(もの)を楽(たの)しむことができるんだって！

たまバース

バンダイのおもちゃには、時代(じだい)を超(こ)えて長(なが)く愛(あい)されているものがたくさんあるね！

アプリやインターネットと繋(つな)がることでおもちゃの可能性(かのうせい)はもっと広(ひろ)がっていくじゃろうな

TVアニメ「機動(きどう)戦士(せんし)ガンダム」が放送(ほうそう)された翌年(よくねん)の1980年(ねん)7月(がつ)に発売(はつばい)された「ガンプラ」。今(いま)も多(おお)くのファンがいるよ。
ガンプラを通(つう)じてサステナブルへの取(と)り組(く)みも積極的(せっきょくてき)に行(おこな)っているよ。
発売(はつばい)元(もと)：株式(かぶしき)会社(がいしゃ)BANDAI SPIRITS

おもちゃでサステナ
「ガンプラリサイクルプロジェクト」

「ガンプラ」を組(く)み立(た)てた後(あと)に残(のこ)るランナー（プラモデルの枠(わく)の部分(ぶぶん)）を回収(かいしゅう)し、お客(きゃく)さんと共(とも)に循環(じゅんかん)型(がた)社会(しゃかい)の形成(けいせい)に貢献(こうけん)していくことを目指(めざ)す「ガンプラリサイクルプロジェクト」を行(い)っているよ。
回収(かいしゅう)したランナーは新あらたなプラスチック資源しげんとして生うまれ変かわるんだ。
「エコプラ」という新あたらしい「ガンプラ」になって、全国ぜんこくの「ガンプラ」組立体験会くみたてたいけんかいで配布はいふされたり、学校がっこうの授業じゅぎょうで使つかわれることもあるよ。
その他(ほか)にも茶殻(ちゃがら)やたまごの殻(から)、石灰石(せっかいせき)をアップサイクルしたプラモデルもつくっているんだ。

回収(かいしゅう)したランナーから
作(つく)られたガンプラ「エコプラ」

ランナーで制作(せいさく)したモニュメント

たまごの殻(から)を
アップサイクルしたガンプラ

SDGsを考(かんが)えたおもちゃはこれからも増(ふ)えてくるじゃろうな。

未来(みらい)のために、環境(かんきょう)のことを考(かんが)えておもちゃを作(つく)ることが大事(だいじ)なんだね！

ガンプラリサイクルプロジェクト

バンダイが行(おこな)ってるSDGsへの取(と)り組(く)み

バンダイが行(おこな)っているSDGsの取(と)り組(く)みは色々(いろいろ)あるようだけど、ガシャポン®でもSDGsの取(と)り組(く)みがあるんだよ。

カプセルリサイクルプロジェクト

「リサイクルエコカプセル」

回収(かいしゅう)した空(から)カプセルをカプセルの原料(げんりょう)となる「ペレット」（リサイクルペレット）の状態(じょうたい)に戻(もど)し、通常(つうじょう)の「ペレット」（バージンペレット）に２０％の割合(わりあい)で混合(こんごう)し成型(せいけい)したカプセルだよ。

グリーンカプセル

「炭酸(たんさん)カルシウム」を使用(しよう)した
地球(ちきゅう)に優(やさ)しいカプセル！

さらに、新(あたら)しい素材(そざい)を使(つか)ったカプセルも誕生(たんじょう)しているよ。グリーンカプセルは従来(じゅうらい)のカプセルと比(くら)べてプラスチックの使用(しよう)量(りょう)が約半分(やくはんぶん)になった可燃(かねん)ごみとしても捨(す)てられるカプセルなんだって。

今度(こんど)遊(あそ)んだときにじっくり見(み)てみよう！！

※一般的(いっぱんてき)には可燃(かねん)ごみですが、お住(すま)いの自治体(じちたい)にご確認(かくにん)ください。
※「ガシャポン®」はバンダイの登録商標(とうろくしょうひょう)です。

バンダイ・BANDAI SPIRITSの
サステナビリティ活動(かつどう)

2025年(ねん)大阪(おおさか)・関西(かんさい)万博(ばんぱく)では「未来(みらい)」を考(かんが)えるきっかけの場(ば)となるパビリオンが登場(とうじょう)するよ。

実物(じつぶつ)大(だい)ガンダムが万博(ばんぱく)会場(かいじょう)に！？

大阪(おおさか)・関西(かんさい)万博(ばんぱく)の「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION（ガンダムネクストフューチャーパビリオン）」には、実物(じつぶつ)大(だい)のガンダムが登場(とうじょう)するよ。高(たか)さは約(やく)17ｍで、片膝(かたひざ)を立(た)てて腕(うで)を大(おお)きく上(あ)げるポーズは、宇宙(うちゅう)、そして未来(みらい)に向(む)けて手(て)を差(さ)し伸(の)べているイメージとなってるんだ。
（出展(しゅってん)社(しゃ)：株式(かぶしき)会社(がいしゃ)バンダイナムコホールディングス）